親や先生にもらった この言葉が 心に残っています。
言葉大賞の入選作品をまた一つ紹介します。東京に住んでいる私の教え子からの作品です。次のようなメールと共に届きました。
先生おはようございます。2月3日配信の「勇悦の書」拝見しました。
とても心に響き、自分の人生の中で「何苦咀」ともう一つ教えられた言葉を想い出しました。
「気が緩んでるから怪我するんだぞ!」です。
【エピソード】これは私の親父と高校時代の野球部の監督(先生)が同じことを言っていたのでした。
普通の親は子供が風邪ひいたり、病気にになった時には心配するものと思います。しかし我が家では、風邪ひいたり、怪我することは許されませんでした。当時は親父の機嫌が悪くなるため、多少の怪我とか、頭痛い程度は我慢してました。
また、高校の先生はクロスプレーで接触した時に、倒れている選手に向かって「気が緩んでるから怪我するんだ!」とベンチからスタンドまで聞こえるくらいの大声で怒鳴られたものでした。
昭和の頑固オヤジはみんな語ってたかも知れませんが、心配の裏返しなんだと、今、私が父親になってから気づきました。
例えば仕事では周到に準備しておけば、問題なく対応できる。次の想定されるプレーをイメージしておけば、怪我は対処できる。「何事にも気持ちを込めて臨めば上手くいく」と解釈してます。 「東京都 大井町 K・Kさん」
何事にも気持ちを込めて臨めば上手くいく
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