長所を伸ばし挑戦を
大崎市松山中で11月29日、栗原市出身の書道家、二階堂勇悦さん(65)を講師に生き方を学ぶ学習会が開かれ、二階堂さんは「自分の長所を伸ばし、好きなことに挑戦してほしい」と生徒を励ました。学習会は、県教育委員会の指定を受け大崎市教育委員会が市内各校で推進している「志教育」で行われた。学習会は体育館を会場に行われ、全校生徒が見守る中、二階堂さんが縦3メートル、横4メートルの紙に「見せてやれ 松山中生 何苦咀」と墨書。退職後、好きだった書の道に進もうと3年間修行したことなど自らの歩みを紹介し、「年齢に関係なく、人生いつでも挑戦はできる」とアドバイス。「何苦咀(なにくそ)は、どんな苦しいことがあっても、奥歯をかみ締めるという意味で、自分の座右の銘。感謝の気持ちを忘れず、努力してほしい」と語った。(2023年12月8日(金)大崎タイムズに掲載された記事から抜粋)
松山中 大書会
カルチュアルライフ株式会社(https://www.culturallife.jp)