元気の出る言葉大賞 第1号の応募作品を紹介します
【エピソード】
昨年7月15日から「自分への字てがみ」を書きました。送る宛もない、私のひとりごとです。
七十二候 5月5日~9日 蛙始鳴(かわずはじめてなく)野原や田で蛙の鳴き声が聞こえ始める。
・5月6日 我が家にもそろそろかと思って耳を傾ける。来た!来た!やった!
・6月15日 雨、信楽焼のおんぶ蛙の上に乗っている。次の日もまた、向きを変えた。背中の子蛙に何か話しかけている様子。エイーと子蛙の上に飛び乗った。チャンス!パチリ!夕方にはどこにいったんやろ・・・お宿はどこ?2日続けてポストの上に 保護色(黒)になってた。
・6月18日 雨、朝テラスの観音竹に登ってる。鮮やかな萌木色で、目が合っても動こうとしない。暫くしてどうしてるかなと思って見たら、凄い!パフォーマンスを始めた(足をどんどん背伸びするように伸ばし始めた)。見事な姿で体の2~3倍はあると思う。男の子かな?女の子かな?夢のよう・・・。白い壁に移って白蛙に変身した。追っかけして1か月、楽しませてくれた。そして夕方、どこかへ。もう静かにしとこ。私に見せたかったのかな。
・6月19日 もう姿は見えない。1日中来なかった。「さよなら」のつもりで頑張ったんだろうか。胸が熱くなった。明日はやってくるかなあ・・・。私に希望を与えてくれた。ありがとうの気持ちを込めて名前を「望」「のぞみ君」にした。
(大阪府 N・Hさん 84歳)
※8月17日、会社に「元気が出る言葉」応募係 御中 のA4サイズの封筒が届きました。応募第1号です。便箋にはとてもきれいで、すごく上手で、優しい字で上記の文章を綴っていただきました。毎年我が家を訪れる蛙さん。その様子がとてもよくわかりました。(宮城の我が家にも同じような蛙さんのエピソードがあり思い出してしまいました。)
※何苦咀魂日めくりをお買い上げいただきました皆様、このホームページをご覧の皆様、日常生活の中で、心に残ったり、響いたり、感じた言葉をN・Hさんのように送ってください。是非お待ちしております。
「送る宛もない 自分への 字てがみ」
今回は N・Hさんの書も特別に掲載させていただきます。また蛙さんの様子を写真で頂きました。あわせてご覧ください。
元気が出る言葉と書の日めくり 何苦咀(なにくそ)魂(だましい)|水書きグー ONLINE STORE (mizukakigoo.jp)
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