仕事が始まりました
お盆も終わりました。そしてまた仕事が始まりました。私は16日スタートでした。朝から雨模様、昼休みにいつものように会社の店先で社長と2人で缶コーヒータイム。その時、小雨の中ミンミン蝉が必死に鳴きはじめました。「こんな時も蝉は鳴くんだなあ。」何かいろんなことを思い浮かべてしまいました。コロナでまた帰省できなかったこと。大雨の被害がまた続きそうなこと。金メダルをかじった市長が世の中を敵に回し給与3か月カットを決め泣いていること。緊急事態宣言がまた9月まで延び、様々な職種の人が困ってしまうこと。こんな世の中なのに蝉は7年かけて生まれてきた命を精一杯全うするかのように一生懸命に鳴いていました。
最近テレビやビデオ(映画)を観てすぐ涙が出てしまいます。歳のせいでしょうか。朝ドラを観てもすぐ涙が出ます。ドキュメンタリー番組を観ても、高校野球を観ても、映画を観ても・・・です。共通していることは、感動していることですね。
調べてみました。感動の涙はとても健康に良いそうです。 感動すると涙がこぼれます。これは、感情の涙と言われ、人間にしかない涙だそうです。その他に、玉ねぎを切ったときに出る刺激の涙。そして、目に酸素や栄養を届けるための基礎分泌の涙と3種類の涙があるそうです。辛い時に涙を流すとスッキリしたという経験は、感情の涙にストレスや痛みを和らげる働きがあるようです。悲しい時や辛い時に泣くことは立ち直る近道なのかもしれません。病院では親族族を亡くされた方に対して、(グリーフケアとして)「悲しい時は思いっきり泣いて下さい」と言葉をかけているそうです。
また、怒ったり、悔しい時に流れる涙は辛く、リラックスしている時の涙はマイルドと、涙に味があるという興味深いお話もあります。
ストレスを溜めない健康な人は、多くの事に感動して涙を流し、笑顔が耐えない人だそうです。感動すると、心だけでなく脳の中でドーパミンという物質が発生し、体内の細胞が活性する作用があり、この物質は体にとっても重要で、不足すると、集中力の低下や無力感、無気力などが起るそうです。ドーパミンを発生させるには、感動することの他に「何だったかな・・・」と考える事も大切だそうです。
必死に鳴いている
感動とドーパミン
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